命の教育
「生物多様性の保全」は現代社会の重要なキーワードです。ヒトもまた生態系の一員であり、人間社会の安全で安定的な基盤として多様な生きもののバランスを適正に保ことは自らに課せられた宿命であると言えましょう。文明の発達で生態系に大きなインパクトを与えるようになった人類だからこそ、命の尊さや生態系保全の大切さも認識し、節度ある行動をとらなくてはなりません。特に若い世代にそのことの大切さや奥深い意義を伝えることは時間と手間のかかる取組みです。あうるずは生態系の保全や酪農教育ファームなどの命の大切さを考える普及啓発活動にも力を入れています。
外来種問題への取組み
近年になって、外来種の侵入による在来種の現象や絶滅などが大きな問題として認識されるようになりました。十勝でもかつては河川などの水辺にごく普通にみられたニホンザリガニが、かつて食用のために持ち込まれた外来種のウチダザリガニに駆逐され、絶滅の危機に瀕しており、対策の必要性に迫られています。あうるずでは、市民が気軽に参加でき、生態系保全の重要性についても理解することを目的とした外来生物種駆除のバスツアーや、地域の基幹産業の一つである酪農や畑作物農業を多くの人に体験してもらう、食と農を考えるイベント「あうるず日曜農学校」などユニークで有益なプロジェクトを企画実施しています。
環境保全市民運動の仕掛人として
植環境保全活動は、多くの市民の参加がなければ目標の達成が困難です。あうるずは、各種のセミナーや実践活動を通じて、これからも十勝・北海道の地球環境の保全に寄与する活動に取り組んで参ります。
ニホンザリガニ 然別湖
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ニホンザリガニ 然別湖
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あうるず自然学校 ザリガニ捕獲 様子
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あうるず自然学校 ザリガニツアー 捕獲後様子
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あうるず自然学校 ザリガニツアー 子供勉強会
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ザリガニマスコット人形
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